会長あいさつ
山口県中学校技術・家庭教育研究会 会長 秋本 泰宏
山口県中学校技術・家庭教育研究会では、現在、研究主題を「よりよい生活を創り出す生徒を育む技術・家庭科教育」、研究副主題を「やまぐち型授業スタイルを用いた指導と評価の一体化について」とし、令和5年秋に周南市において開かれる第36回山口県中学校技術・家庭教育研究大会(周南・下松・光大会)に向けて、準備を進めているところです。
今大会は、令和元年度に開催した山口・防府大会において提案した「学習マップ」と「見方・考え方モデル」の授業構想の手法を継承し、加えて「指導にいかす評価」に着目し、全体会の提案を発展させ、指導と評価の一体化を図る「やまぐち型授業スタイル」の確立をめざす実践研究となります。
研究の推進にあたっては、免許を所有している教員数が少ないため、各学校で研究を深めるということが難しく、研究部、研究推進委員会を中心として全県体制で研究を進めています。近年、免許所有者がさらに減ったことから、今大会から研究推進のブロックを5ブロックに再編し、さらに広域で研究を進めるように変更しました。
周南・下松・光大会では、技術と家庭の各分野で授業提案を1提案、実践研究の提案を2提案行う予定です。周南・下松・光大会に向けて、免許所有者だけでなく、臨時免許で指導を行っている先生方、技術・家庭科の先生を目指す方にも研修の機会となるようすすめているところです。ぜひ多くの方に参加していただきますよう、よろしくお願いします。